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雨漏れによる二次被害を抑えるため、着工までの応急処置でブルーシートをかけています。
今回は神戸市東灘区N様邸から雨漏れのSOSです。
以前、外壁の塗装をさせて頂いたお客様なのですが、その際に屋根の状態が悪く、工事を勧めたことがありました。
その時、お客様は
「今のところ困ってないし、先立つものがないので~」と、断られていました。
残念ながら、今回の雨で漏れてしまい、お客様からお電話を頂きました。
雨の中、ブルーシートを張っています。
風で飛ばないよう、この後針金で屋根に固定しておきます。
雨漏れ対応としては、
①葺き替え(瓦をすべて下ろして、新しい瓦にする工事)
②一部伏せ替え(一部分のみ防水シートを張り替えて、瓦を葺き直す工事)
③ルーフィング張替(一度瓦を除けて、防水シートを交換して、瓦を元に戻す工事)
④谷樋取替(2つの屋根の下部が出会うところにできる溝の板金の取替工事)
⑤カバー工法(既存の屋根はそのまま、上にかぶせるように新しい屋根を葺く工事)
などなど、対応は様々です。
今回は、部分工事ではイタチごっこになってしまう箇所から雨が漏れていたため、葺き替え工事をすることになりました。
雨が漏れる前なら、もっと小さな工事で収まっていたかもしれません。
漏れてしまったことで、工事は大きくなるし、さらに内装にもダメージが出てしまいます。
病気や怪我と同じで、自覚症状が出てからでは遅い場合があります。
ひどくなる前なら、治療も簡単で費用も少なくてすみます。
出来ることなら、みなさんには「何かある前」にメンテナンスをお願いしたいと心から思っています。