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水漏れに気付いた頃には、状態はかなり悪化しています。予防と早期発見が大事だと、改めて痛感させられた現場です。
今回は、神戸市北区K様邸の水漏れ対応のご報告です!
とあるお家で、排水管の洗浄を行っていた時、
騒音や車の問題で、ご近所に挨拶して回った時のことでした…。
「あの、うち、水漏れしてんねんけど…見てくれる?」
奥さんから、びっくりな発言!
洗浄を行っていた職人が、現場を終えてすぐに現地調査に向かいました。
何の問題もなさそうな、お風呂です。
でも、奥さんが言うには水漏れしているらしく…。
床下点検口から、詳しい配管の現状を確認してみないことには何とも言えません…;;
が、しかし…。
床下点検口がない!
床下点検口がついていないお家は、案外多いものです。
こんな時に点検口がないと、配管の状態も見れないし、配管の異常の発見は遅れるばかり…。
大工の手配をして、数日遅れてようやく点検口を開けて、いざ状態の確認!
想像以上に、傷みがひどい状態でした。
給水管の劣化による水漏れがひどく、お風呂場の周辺は水でぐちゃぐちゃです。
床下に、工事の際のガラ(余った木材や、ガレキ)があるのは珍しいことではありません。
ですが、家を支える大事な『床束』の腐食がひどく、役割を失っています。
普通は、点検口をつけても根太や床束がしっかりとお家を支えているので、
構造的にはなんの問題もありません。
が、今回はその根太や床束がひどく腐食していたため、
点検口を開けることによって、床の耐久性がガックリと落ち込み、下手をすれば床が抜けてしまいます。
なので、今回は工事着工までの応急処置として、添え木をして点検口付近を支えます。
根太の全体に、カビや菌類が出ているのが分かります。
本来の役割を果たせず、腐り落ちてしまっています…。
開口部をしっかりと支えます。
すぐにでも工事に入れたらいいのですが、
材料の納期、職人の手配と…リフォーム工事は場合によっては、すぐ入れないのが実情です…。
浴室を支える基礎部分です。
木だけではなく、コンクリートも水や湿気によって劣化はします。
ここまで崩れ落ちていても、普段生活していてこの事態に気付けなかったのです。
なるべく急いで土台の工事に入ります!