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まだまだ多い、釉薬瓦や粘土瓦。でも、実際どんな風に手入れが必要なのかご存知ない方が多いのが実状…。
今回は西宮市M様邸の、漆喰塗替工事のご報告です!
昔は代々家を子に譲り、何十年と一つのお家を守っていく風習があったように思います。
その時に、家のお手入れの方法やメンテナンス方法も一緒に受け継いでいく…。
でも、核家族化が進み、多くの方は一戸建てが初めて…という現実。
建てたところが倒産してしまったり、メーカーの保証が切れた後は、
一体どんな風に家の修繕をしていかなければいけないのか、実際問題分からない…。
というお声がものすごく多いように思います。
今回は漆喰の塗替え工事のご報告です。
こういった瓦の屋根には、瓦と瓦の隙間を埋める「漆喰」というものが使われています。
時にセメントやモルタルを混ぜたものが使われることもあります。
黒く変色したり、コケが生えてきたら塗替え時期のサイン!
近くで見ると瓦から離れてしまっていたり、欠けているのが分かります。
完全にめくれてしまっていたり、落ちてしまったものもありました。
欠けたものは樋の中に落ちて行って、
雨の日に樋から水がこぼれ落ちてくる…という異変から、漆喰の状態に気付く場合もあります。
今回は漆喰をめくる(ハツリ作業)の流れを、詳しく載せていきたいと思います!
①まずは施工前。
写真では分かりづらいですが、ほぼ瓦からはがれています。
③半分めくったところです。
茶色く見えているのが、葺土(ふきど)と呼ばれるものです。
瓦をしっかりと支え、ズレないように埋められているものです。
④全部めくったところです。
この作業を、メーター分だけ繰り返していきます。
きっちりめくらなければ、古いものが残ってしまい、新しい漆喰との隙間に水を呼び込みやすくなります。
めくり作業中。
この時は雨が降らないことを祈るばかりです^^;
雨が降れば、水の浸入を防ぐもののなくなった屋根にモロ雨が当たりますからね;;
外装リフォーム中は、天気予報とにらめっこです!
塗替え完了です!
この作業、実は結構職人の腕がいるんです。
「はがして埋めるだけ?なら自分にだってできそう…」
と思われるとツライものがあるのですが^^;
どこまで埋めるか、形成を上手くできるか、というところで
見栄えはもちろん、水の浸入を防げるかどうかがかかっています。
ホームセンターにも漆喰は売っていますが、
内装はともかく、外装系はやっぱり職人に任せるのが安心だと思います^^;